よく情報ブログやメールで、価格を下げることについて揶揄していることがあります。
これ真に受けてるといつになっても在庫が消費されません。
Amazon出品する前に 無料の情報商材系かき集めて読みふけり
この手のネガティブ情報も目にしてましたからね。
真面目に相場を壊してはならないと思い、いつも最低価格の出品者様に合わせていました。
月に数回売れていても横並びの出品者が多いと順番が一切回ってこないのです。
数字上は利益率があり、黒字ですが、在庫が残っている状態で資金が回らなくなったら黒字倒産ですよ。
検索ワードの見直し、ページの見直し、そして価格設定。
価格を下げることに異様に罪悪感を植え付けられていたので、
辛抱強くまってましたね。
さすがに「日本政策金融公庫」のお世話や、「在庫数をExcel管理」するようになり、
やばいと思い、ダメなものはガンガン裁いていきました。
商材が悪い、回転が悪いはもっともですが、
価格を下げることへの罪悪感の植え付けは自分にとっては本当に厄介でした。
もちろん利益は最大限に取りたいですよ?
回転が良く、ちゃんと売れてる場合は安くする必要はないし、そういう時に最大限利益を取っていく。
でもそれぞれ、仕入れ価格、抱える在庫数、状況は違うのです。
Amazonの中には 途方もないくらいの出品者が溢れていて、新人、中堅、古株と同じ土俵で競っている。
需要と供給バランスが不均衡だったということ。
需要と供給バランスが合致していれば価格は落ちません。
落ちたということは、この程度の商材だった。
一時的に価格が落ちても需要と供給バランスがいい商材は、また適正価格に戻っていきます。
自由競争の醍醐味でもあるので、変に心配なさいませんように。
「価格を落とすな」や「合わせろ」というのは談合みたいでつまらなくありませんか?