せどりに至るまでの経緯

お金にずっと翻弄され続けた親ですが、
高校、専門学校と行かせてもらいました。
決して不幸ではないでしょう。

元々の性格もありますが、社会不適合な人間になりました。
人見知りに場面緘黙(ばめんかんもく)症
(最近この症状にも病名があることを知りました)

「今日から俺は」の漫画のごとく新生活時には頑張ろうとします。
しかし、学校へいっても人間関係で授業に身が入らないのです。
明るくしなきゃでぎこちないテンションで接したり、
間を埋めなくちゃでよけなことを言ってしまったり、
笑顔も不自然で分かるんです自分で キモいって。
こんな感じなので自然と人と接しない仕事を探します。
行きつく先は工場ですね。
ライン作業してました20代は。

なんだろうこの時間・・・。いつも自問自答で沈みます。

自分の頭にあるのは お金持ちに裕福になりたいだけでした。
アラフォーになった現在は威圧するためのブランドや高級車がほしいわけではなく、
質のいい物やおいしい食材、移動手段にこだわりたいです。
仕事もするのも苦痛でたまりません。
同じことの繰り返し、同じ作業。

20代の後半に差し掛かると異常に焦りを感じ、
どうにか稼ぐ方法はないかとネットを探っていました。

昔から縁のあるパチンコ。
すごく高レベルの開放されたサイトにたまたまめぐり逢い
読みふけりました。

●確率論に計算式
●釘の位置の数値化、
本当に高レベルでした。

そこに書き込んでいる人もTOPレベルの人です。
でも表舞台には出てなかったみたいです。
確率がわかっているパチンコ雑誌ライターなんて比じゃないです。

そもそもパチンコ屋も勝てる人間はいらないので どんなにTOPクラスに稼いでも
表に出るわけありませんよね。

自分は頭が悪いので確率計算式を理解できませんでした。
でも稼ぎたい気持ちは人一倍あったので、ボーダーや出玉の数には注意を払い、
回る台を探し始めました。

バイトよりは断然稼げたので初めはうれしかったですが、
他の客の視線や、店員の視線、マークはツラかったです。
止めうちの注意、ガラスで見えているのがわかっているはずの背後張り付き。
同業者が事務所に連れていかれる場面や、自分の両隣に勢いよく座りゴト行為を始めたヤカラなど
恐怖を覚えたこともあります。

お金を稼げるようになったので工場の仕事はやめました。
換金率3円や3.3円の場合、長時間打つ必要があり、開店から閉店の一時間前くらいまで
打つ必要があったので毎日12時間越えの長時間労働でした。
痔にもなり苦しみましたW

換金率4円が主流になり等価交換の場合、
簡単に言えば買う玉の値段と売る玉の値段に差がないので
どの時間から打ち始めても問題ないということもあり、ダラけましたね。
昼過ぎまで寝て、夕方稼働とか・・。
その日回る台に会い、なんで朝早く来なかったんだと後悔したり、
次の日朝一で来たらもう釘シメられてたり。

そこそこお金がたまったので、FXを始めました。
最終的には投資のみで稼ぎたいという野望がありました。
無理はしないという頭ではわかっているのに結局やられました。
スイスフランが過去最高に暴騰したときです。
あきらめました。なぜかロスカっトしたあとはスッキリしたものです。

パチンコもこのころにはやめていて、ロスカット後もどうしてもパチンコはしたくありませんでした。
そして残金で一時期きになっていたせどりを勉強しはじめました。
過去にもせどりに挑戦しようかと思ってたことがあったのですが、
とてもできないと思い放置していました。

そして、どの商材なのかは忘れましたが、
「せどろいど」と「モノレート」の組み合わせを見たとき、いけるんじゃないかと思ったんですね。

そして現在に至ります。

とにかく他人に囚われずに自立したい

この思いに囚われている要因は、ですね。

よくまとめサイトにあるほどひどくはありませんよ。

基本仲はいいし、同居してるし、
追いつめられるほど、うるさくは言われませんし。

せどりについても、干渉しません。
家がダンボールで埋もれても、怒りません。
たまに 冗談まじりに言われる程度です。
せどりを始めたときも怪しんだり、心配したりも一切なかったなぁ
真面目で慎重でしっかりしているというのがあるので
心配してなかったのだろうとおもいます。

本題にいきますと、父親のギャンブルが全てです。

パチンコですね。

子ども時代はずっとお金に振り回される両親をみてきました。

会社勤めで普通に給料30代で月30数万+年2回ボーナス(月の2回分)をもらっていたと思います。

なんで知っているかというと当時は手渡しが主流の典型的な昭和時代だから。

母が給料袋を父からそのまま受け取り、数える姿を横見てたり、
あるいは、子供の自分が数えてました。W
扇にしたり、大人の数え方の練習したり、(半分に折りながら数える)

そして給料日には外食!

だから給料日は子供の自分でもわくわくものでしたよ。

 

父親の小遣いは基本3万くらいだったのですが、
それのほかにタバコ代もその都度渡すスタイルなので、かなり「どんぶり」。
自分だったら小遣い内に収めさせますけどね。

パチンコで3万を一日で使ってしまうこともザラ。
次の休日にはまたパチンコ代を渡してしまう母。

「次は取り返す」

「あと一万だけ」

そしてローン発覚。
複数社から借りていて、返しても返しても同じ繰り返し。

父失踪。

それまで基本仕事は真面目に働いていたんですよね。
中学卒業の次の日には列車に乗った昭和の父ですから。

前々から15歳で働きに出たとぽつぽつと耳にしていたのですが、
卒業の次の日には列車というのは最近聞いた話。

すぐ話が脱線してしまうのでこの話はまた別の機会に。

上司が家にきて母が怒鳴られることもありました。
「女房が旦那の居場所わからないわけないだろ!!」みたいな。
結局戻ってきましたが、15才からの仕事はやめることになり、
親戚の土地に家を建て(何で?)、引っ越し、親戚に仕事の面倒をみてもらい働き始めました。

こうして書き起こすとなんで新築を建てることになったのだろう・・
ローンよく組めたなぁとか思います。
自分は引っ越した時が小学校5年生なので詳しいことはわかりません。

 

でも母の愚痴や借金のことをよく聞かされていたので、
自分がしっかりしなければという意識がかなり強かったと思います。

小学生ながら 離婚を薦めたことも何回かあります。
母のタイプは「デモデモダッテ」の性格なので決心することはありません。

 

引っ越した後も借金発覚。

 

夕方にローン会社からの電話。

父「いないって言って」

毎日かかってきました。

 

ローン会社まで電車に乗って母と返しに行った記憶は強く覚えています。

 

自宅に置いてあった我が家のお金じゃない集金に手を付けることも複数あり。
(盗まれるのがわかっているのに簡単なところに隠す母にも当時憤りを持った。しかも何回も!なんで盗られるのわかるのにこんなところにいれとくの?とか言ったなぁ)
そして、子どものお年玉。
子どもの貯金箱の小銭も。

 

もうあきらめの境地に入りますよ。
家にお金を置いておいたら盗まれるのはデフォルト。
でもどんなにところ隠してもみつけて盗んでいくんですよね。
感心しますよほんと(?)

当時からギャンブル依存症だなぁと思ってましたが、
最近、TVで依存症特集があり、母にその話をしても「そうだったの?」と返事が返ってきたときは「は?」とガッカリしましたよW
小学校当時の自分やその後も何回か母に、父は「依存症だよ」と話したことあるんだけどまったく母は認識ない・・・。というか人の話聞いてない。
認識しようという気がないんだろうな。

ちなみに父とは一切過去の黒歴史は話しません。

 

話は戻って

精神的に母は落ちていき、夜になるといきなりキレだす。
皿洗い時に食器を割り出し、叫ぶ。ものすごい恐怖だったなぁ。
食器や陶器を割り出すと「また来た」・・と恐怖タイム。

こういうときは父がいないときだった。

でもとうとう父がいるときキレだす。
ワーワー叫びながらハサミやら、なんやら投げつけ大声で泣き出した。
なかなかの衝撃でしたW
大人の大泣きなんて見たことないし。

 

でもこれ以降かな・・落ち着き始めたんだよね。

パチンコは手持ちの範囲でやるけど、借金はしなくなりました。
根は真面目の父なので、本当にヤバイと思ったのかも。
家族崩壊・・・殺人・・自殺まで連想したかもしれません。

母は普段大人しいタイプの人で、母のわがままを子供時分は聞いたことがありません。父の命令をそのまま受け入れていました。

今は年をとったせいか強くなり、欲しい物とか、私のは?とか自己主張したり、
父を怒ったりとかします。
ずっと一緒にいるのにこういう人なんだと発見することがありました。

 

現在は冒頭に書いた通り、落ち着いて暮らしています。

次に続きます。

価格設定を下げることは悪なの?

よく情報ブログやメールで、価格を下げることについて揶揄していることがあります。

これ真に受けてるといつになっても在庫が消費されません。

Amazon出品する前に 無料の情報商材系かき集めて読みふけり
この手のネガティブ情報も目にしてましたからね。
真面目に相場を壊してはならないと思い、いつも最低価格の出品者様に合わせていました。
月に数回売れていても横並びの出品者が多いと順番が一切回ってこないのです。

数字上は利益率があり、黒字ですが、在庫が残っている状態で資金が回らなくなったら黒字倒産ですよ。
検索ワードの見直し、ページの見直し、そして価格設定。

価格を下げることに異様に罪悪感を植え付けられていたので、
辛抱強くまってましたね。

さすがに「日本政策金融公庫」のお世話や、「在庫数をExcel管理」するようになり、
やばいと思い、ダメなものはガンガン裁いていきました。

商材が悪い、回転が悪いはもっともですが、
価格を下げることへの罪悪感の植え付けは自分にとっては本当に厄介でした。

もちろん利益は最大限に取りたいですよ?
回転が良く、ちゃんと売れてる場合は安くする必要はないし、そういう時に最大限利益を取っていく。

でもそれぞれ、仕入れ価格、抱える在庫数、状況は違うのです。
Amazonの中には 途方もないくらいの出品者が溢れていて、新人、中堅、古株と同じ土俵で競っている。

需要と供給バランスが不均衡だったということ。
需要と供給バランスが合致していれば価格は落ちません。

落ちたということは、この程度の商材だった。
一時的に価格が落ちても需要と供給バランスがいい商材は、また適正価格に戻っていきます。

自由競争の醍醐味でもあるので、変に心配なさいませんように。
「価格を落とすな」や「合わせろ」というのは談合みたいでつまらなくありませんか?